やまやま倉庫

雑多な趣味を気ままに書き置きするブログです。

ポケモン剣盾対戦オフ 第参回双剣杯レポート(1/12)

1/12に双剣杯に出場してきたので対戦レポあげます。

http://soukenhai.blog.fc2.com/blog-entry-11.html?sp

2人1組のチーム制シングルバトルで、1人1戦ずつ相手チームとやってストレートに決まらなかったら3戦目は「勝ったメンバー同士が負けたメンバーの構築を借りて対戦する」という特殊なBO3です。またチーム内でポケモン被り道具被りが禁止されています。そのほかはシーズン1準拠。

使用構築は

サザンドラ(こだわりメガネ)

エースバーン(チイラの実)

ドリュウズ(こだわりスカーフ)

パルシェン(フィラのみ)

ウオノラゴン(こだわりハチマキ)

エルフーン(かえんだま)

こちらは後日詳細上げます。

1戦目

モルペコ

ウインディ

ストリンダー

ブリムオン

グソクムシャ

ニャイキング

選出ドリュウオノエルフ

先発ドリュグソクで対面

初手ダイロックで何もさせずに危機回避、ウインディ出てきて威嚇入る。

炎技一発耐えるだろうと思ってダイアタックでS操作しようと思ったらグソクバック耐えられ。

不意打ち打たれながらダイスチルで突破。

相手ウインディ死に出し。

相手ダイマ、上から地震撃ってダイバーンうたれ落ちる。

エルフ死に出し。

相手ブリムオンに交代、ここで追い風押すつもりが押し間違えて置き土産。

ウオノラゴン死に出し。

晴れてたけどエラガミで全抜きして勝ち。

チーム2-0

2戦目

ニンフィア

カビゴン

アーマーガア

ドヒドイデ

サニーゴ

ヌオー

選出ドリュサザンウオノラゴン

相手選出ニンフサニーゴドヒド

サイクル戦になるもスカーフニンフにドリュの後出し間に合わなくなり負け。

お相手が詰め上手かった…

味方が拾ってくれたのでチームは2-1で勝ち。

エルフダルマ対面のすりかえで火炎玉押し付けながらタスキもらってアド噴出してた。パルシェンで宇宙。

3戦目

ドヒドイデ

ナットレイ

ドラパルト

サニーゴ

ブラッキー

バンギラス

選出サザンエルフウオノラゴン

初手サザンドヒド対面あくは押しバンギ引き。

ここでダイマ即押ししてバンギとナットとドヒドに1回ずつ適当なダイマックス技入れた。

サザンに毒もらいながらエルフ経由して適当なところでウオノラゴン着地、バンギ無償処理。

ここでウオノラゴンとドヒドイデでエラガミ自己再生の撃ち合い(ヘドロ回復分だけリードされてたので急所引けば勝てていた状況)。

途中再生に合わせてサザン出したりしながら揺らすも状況終わらず、お互いPP切れてダイウォールされてわるあがきに至り負け。15回ドヒドにエラガミ撃って急所1(再生力挟ませてしまったのでそこは耐えられた)。

あと一歩の良い勝負だった。

余談だがこのお相手と2戦目のお相手が当たった際54ターンの死闘を繰り広げることになったらしい(受けループあるある)

ここも味方が拾ってくれてチーム2-1勝ち。

相手ロンゲピクシーガアの壁から小さくなるバトンするやつでうちの構築には回答なかったんだけど、エルフが急所でロンゲ処理してサザンがガアにあくは全当てしてくれた。愛。

4戦目

ミミッキュ

カットロトム

カビゴン

ガマゲロゲ

アーマーガア

サザンドラ

選出エルフパルドリュ

初手エルフ対面でゲロゲが絶妙に怖かったので即おきみやげ。

パルで破ったらカビ引きしてきてダイサンダー。

そのままカビ落とせず負け。(初心者か?ってくらい弱い立ち回り晒した)

相手の3匹目はミミッキュだったらしい。

隣で相方が鬼火2連外しして負け。チーム0-2。

5戦目

ジュラルドン

オーロンゲ

ヒヒダルマ

アイアント

カバルドン

カビゴン

選出エルフウオノドリュ

先発エルフロンゲ対面、相手挑発こちらムンフォ。

またムンフォ押したらアイアントバックされて3割くらい入る。

ドリュに引いたらアイへ、半分入り珠判明。

相手ダイマ地震入れつつダイナックルもらいドリュ落ちる。

エルフ死に出し、追い風してダイスチルで落とされる。

エラガミエラガミエラガミ🌌

隣も勝ちで2-0。

6戦目

バンギラス

ドリュウズ

ドラパルト

アーマーガア

ラプラス

パンプジン

選出ドリュパルエルフ

先発ドリュドラパ対面

上から地震撃って7割いれる、返しの放射で落とされる。珠エフェクトもなかったので眼鏡確信。

パル死に出し、やぶったら相手パンプジン引き(ここダイサンダーもらってたら負けてた)。

そのままパンプジンつららで落として相手バンギ死に出し。同時にダイマックスしてダイウォール1回挟みながらダイロックダイアイス撃ち合い。

バンギ5%くらい残してパル突破されエルフ着地、上からムンフォで落として火炎玉発動、砂ダメもらう。

相手削れたドラパ死に出し、祈りながらムンフォ押し。

上からの放射を1耐えて返しのムンフォで落として勝ち。めっちゃ声出た。

隣も勝ってチーム2-0。

この試合とドヒドとPP枯らしあった試合が印象深いです。

ここで予選終了、個人3-3だけどチーム5-1でリーグ1位抜け、トナメシードもらった。

トナメ1戦目 シード

2戦目

ジュラルドン

ドサイドン

ミミッキュ

ローブシン

ホルード

ラプラス

一番選出きつかった。(ミミドサイトリルが先にパル展開してないと負け、ジュラルドンが硬いしパルの起点にできない、武神でドリュパルサザンに有利取られる、ラプラス貯水なのでエラで勝てない)

結局選出はドリュパルエルフ

先発ドリュホルード対面、地震読みエルフバックしたらばかりき飛んでくる。

スカーフ奪いたかったのですりかえ押したらジュラルドンバック、帯奪う。

ジュラルドンはパルの障害になると思ったのでムンフォ撃ったがホルードに引かれる。ここで迷ったけど置き土産するとジュラルバックされてめんどくさそうだったのでスカーフ奪いにすりかえ。ギガインパクトでエルフ突破されパル死に出し。

反動ターンなので鉄壁から入ったら相手めちゃくちゃ困惑してた。弱保か?とか思ってたんだと思われる。ついでにこのちょっと前に隣がダルマで宇宙創生していたので2-0の期待高まりワクワク止まらんかった。

次ターン相手のホルード上から地震、これが急所に入って6割削られる。そして1破り目。

これ次のばかりき帯で飛んできたら2破り無理じゃね?ってことになり泣く泣くつららでホルード処理。ジュラルドン死に出し。

相手ダイマ、つららで半分削ってダイスチルで落とされる。

ドリュ死に出し、ダイアースうつもギリ耐えられダイドラグーン撃たれる。

ラス1見えてなかったのでドサイ武神でも勝ち筋残せそうなダイスチル押してジュラル突破。

相手ラス1ラプラス。ダイロックで6割弱、ここでも弱保警戒で相手迷ってたがうたかた飛んできて3.5割くらい入りダイマ切れ。

ここでドリル撃つか雪崩撃つかでめちゃくちゃ迷ったが急所でも高乱数でもワンチャンありそうな雪崩押す。耐えられ動かれうたかた、ドリュ落とされて負け。めちゃくちゃ惜しかったのとこちらが何ひとつ上振れ引けなかったので悔しい負けでした。

相方に希望を託すもカバキッスに好き放題されて負け。構築甘くてすまんかった。チーム1-2で敗退しベスト8で終了。

運営の皆様、対戦してくださった皆様、チーム組んでくれたむかさん、ありがとうございました!

f:id:yamayama_98:20200113161408j:plain 【追記】最強の相方を務めてくれたむかさんが主催するむかっぷが2/29に北とぴあで開催されます!是非ご参加ください! https://mu-cup.hatenablog.com/entry/2019/12/28/162246

2020年の抱負(書き初め)

あけましておめでとうございます。知人の皆様におかれましては本年もよろしくお願いいたします。

今年も毎年恒例となっている書き初めに挑戦しまして、これを1年間の抱負とします。

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鉄心石腸という故事成語です。由来は調べて貰えば出てくるんですが、簡単に言うと、めっちゃ強い意志を持っていることですね。

私はしばしば何かに挑戦しても、途中で気が切れてしまい投げ出したり中途半端に仕上がったりということが度々あります。なので、最後までやりきろうっていう強い意志を持って、この一年を乗り切ろうと思います。

書き初めの出来としましては、鉄の字の仕上がりにかなり満足しています。金偏も失の部分も単体でまとまりつつ互いを引き立てあう絶妙な配置です(自画自賛)。心は少々雑な筆使いをしてしまった部分が目立ち、まだ改善の余地が見えるのですが、鉄のような心ということなのでおそらくこういう心になります。鉄だからね。

石と腸は無難に仕上がるところまで持っていけました。どちらも筆使いに未熟さが見受けられますね。バランス的にはけっこう気に入ってます。

毎年正月にだけこのように筆をとって書を嗜むのですが、年々クオリティが上がっている(と思ってる)のが素直に嬉しいです。将来子どもが学校の宿題で書き初めするようになったときに、ちょっとでも頼れる親になれていたらかっこいいと思いますので、精進したいです。

【SS】梅雨の到来に先立って

時計の針が6時を指し、椅子にかかる背広や机上のコンピュータの明かりがまばらになった頃、私もオフィスを去る準備を進めていた。節電という名目のもと空調機器は未だその力を振るわず、じっとりと汗ばんだシャツが心地悪い。

上司からちょっと、と呼びめられ、そこのポストにと封筒を渡される。誰が出しても同じじゃないかと、文句のひとつも言いたくなるのを飲み込んで、建物の外に出れば雨。上司への恨みをひとつ強いものにしながら、懐の傘を開いて駅へと向かう足を出す。

最寄りのポストは駅からほど近く、差し詰め職場からもたいした距離ではない。そそくさと目の前のカラフルな傘の群れをかき分け、細い路地にかかる角に目当ての赤い四角を捉えた。鞄の中身も封筒も濡らさないように慎重に、茶色い四角をポストの中へ収める。早々に踵を返し、元の大通りへと足を戻す。

と、その時、真横を駆け抜ける質量が左肩を掠めた。自転車を漕ぎながら構えられた傘が、持ち主の顔を見せることなく色とりどりの中に消えていってしまう光景を、ただ眺めることしかできずに立ち尽くした。

あぁ、なんてことだ。使用7年目に差し掛かる折りたたみ傘は、屑篭に放り込まれる丸められた紙のように、その骨の根元をひとつひしゃげて、大粒な雨滴の到来を易々と許していたのだった。戸惑いと、憤慨と、ただ溢れ出る感情を、決して雨は流してくれなかった。

「寒っ」

思わず声に出して、呆けた体に鳥肌が立つのを覚えた。思うことは多々あるが、風邪を引いてはいけない。明日の仕事を欠いては困る。今やもう畳めない傘だったものを小脇に放り込み、すぐそこの駅へ向かって足を投げる。駅前の傘の群れは、弾いた水滴が街に照らされて、憎たらしいほどキラキラと輝いていた。

電車で通勤しているとは言え、その乗車時間は短いもので、したがって降車後も、雨は表情を変えずに地面を強く叩いている。14年目の結婚記念日に妻から贈られた傘を失い、安易な気晴らしの手段に駅前の立ち飲み屋を選ぶ。酒の力で遠慮を捨てて、店主に嘆きの言葉をぶつける。嗚呼、我が愛しのアンブレラ、もうこの身体を守ってくれないのか。喧騒の中に身を置いて、せめて心だけでも晴れてくれればとグラスを傾けるも、胸の内には依然として厚い雲がかかっている。時間が経てば経つほど、不躾な自転車への憤りよりも、意外なまでに激しい喪失感が降り注ぐ。店主のご厚意で、店に忘れ去られたビニール傘を譲り受け、乾きを知らない足にもう一踏ん張りしてもらうことにする。

風雨に曝される余所者のビニール傘はどうにも心許ない。実のところそれがただ思い込みで、普段使いの傘より何物をも信頼できていないだけ、なのだとしても、やはり量産されたビニール傘などにこの身を預けるのは如何とも安心を得難いものだった。道を行く足取りが重いのは、水を吸った靴下の自重のせいだけではないだろう。あるいは少々煽った酒のせいであったとしたら、もう少し晴れ晴れとした面持ちを抱えていたいものである。家までの道のりはいつもよりいくつか長く、つまらないものに感じられた。透明なビニル越しに浴びる街灯の光が嫌に眩しい。時折隣を追い越していく何でもない傘にさえ、嫉妬に似た嫌な感情がじわじわと湧き出してくる。

ようやく家の戸を拝むことが出来た頃には、重苦しい喪失感も、未知の傘への不安感も麻痺していた。そのまま惰性で玄関へと上がり込めば、帰りを待っていた妻の姿が。濡れた背広と鞄を取り上げられ、替わりに与えられたタオルはふやけた足を暖めた。今日は遅かったのねと、無機質に問われ、あぁ、とだけ返す。息子が上京してから2年が経って、広く持て余した我が家は小さい声をよく通した。

ふいに妻が、奥から小さな箱を持ち寄った。

「そろそろ傘、替え時なんじゃないかしら?」

最近のものはいろいろあるのねと言いながら、新しい折りたたみの傘を差し出してきた。あぁ、こいつには敵わないなと、口の中で消えていった声を反芻しながら、ありがとう、と今度は確かに声に出して。思えば妻にもらったものが使えなくなったのはこれが初めてだ。いや、靴下に穴が開いたのが先か。それは至って些細な問題で、継ぎ接ぎの靴下も真新しい傘も、次はもっと長持ちさせなければな。と、決め込んだ心は、どんな良質な酒を飲んだ後より澄み渡っていた。

ふとテレビ画面に目を落とせば、明日の天気は曇りのち雨。本格的な梅雨入りを前にして、私の労働意欲は足早に、真夏の空に立ち上る入道雲のように、無垢な純白が胸を満たしていた。

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小説一作目です。感想などあればコメント頂けると嬉しいです。